「シルエット」に想うこと
ジャニーズWESTのメンバーが関西ジャニーズJr.時代から歌い続けてきた名曲「シルエット」がめでたく音源化されました。おめでたいかどうかは人それぞれだと思いますが、わたしにとっては本当に嬉しい出来事です。
この曲には本当にさまざまな想い出があります。真っ先に思い出すのは、ジャニーズWESTのデビューが決定した直後に行われた年明けのコンサートで歌われたシルエット。バラバラの衣装、違う方向へ進む彼ら、もう二度とこの曲は幸せな思い出とともに語れない、もうこの目に焼き付けることはできないのかもしれない、それくらいつらかったシルエットです。
ほかにも、初めて松竹座で披露されたシルエット、少年倶楽部でやっと聴くことのできたシルエット、大好きな人の最後の曲になったシルエット。
自分がどんなにつらいときでも、「何気ないことが幸せ」という歌詞が救ってくれました。カメラで切り取る淳太くんが大好きでした。この曲を歌っているときのみんなの柔らかい笑顔が大好きでした。
それくらいこの曲が勝手だけど大切で、聴くと必ず涙が流れてしまうほどの忘れられない曲になっています。
いろんな意見を見かけますが、とにかくわたしは、この曲が音源化して一生残っていくことがうれしい。もちろん関西ジュニアがこの曲を歌い続けてもいいと思うし、ジャニーズWESTがコンサートの最後で歌うのもいいと思います。
2番の歌詞を想像したこともあったけど、あの頃の自分に、ちゃんと歌詞がついて、音源化される未来が待っているから楽しみにしていて、と伝えたい。
7人が輝く今に、このシルエットという名曲が光を添えてくれることがとても幸せです。